筆者は月に数日、すごく身体がむくんでだるくなる時期があります。
皆さんも、そんな時期ありませんか?
そんな時はエステや足つぼに行くのもいいですが、もっと安くて手軽な方法があります。
それは、「小豆かぼちゃ」を作って食べることです。
むくみ対策にカリウムが豊富なバナナもいいですが、冬は温かい食べ物がいいな〜と思い筆者は「小豆かぼちゃ」を食べています。
これまたデトックスにおすすめされているスムージーよりも地味ですが、ほっこりとした優しい美味しさがあり寒い冬にぴったりです。
小豆かぼちゃはこんな時におすすめ
- 食べ過ぎた翌日のリセット
- むくみ解消
- 体重管理
- 便秘解消
甘いものを食べたいけど砂糖は控えたい人にもぴったりな小豆かぼちゃ。
塩で引き立てられたかぼちゃ本来の甘みが、満足感をもたらしてくれます。
女性は月経周期によってむくみやすくなる時期があります。そんな時にナチュラルにむくみを解消してくれる優れた食材です。
小豆かぼちゃの効能:解毒を促す
小豆とかぼちゃにはいろいろな効能があり、食事に取り入れることで以下のような症状の改善が期待されると言われています。
- 動脈硬化の予防
- 糖尿病
- 高血圧
- 腎臓病
- むくみ
- 冷え性
- 便秘
- 肌荒れ
- 残尿感
かぼちゃには抗酸化ビタミンであるビタミンC、Eとβカロテンが豊富に含まれており、小豆に含まれるカリウムには体の水分と塩分を排泄します。
小豆にも抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていますので、この二つを同時に食べることで美肌効果が期待できますね。そして小豆には糖の代謝を助け、身体に糖質が蓄積するのを防ぎ、疲労回復や倦怠感、筋肉痛の改善にも役立ちます。
ごはんよりも少ないかぼちゃの糖質
かぼちゃは甘くてカロリーや糖質が気になるという方もいますが、かぼちゃ100gあたりのカロリーは約91kcalです。(西洋かぼちゃの場合)
かぼちゃ100gあたりの糖質は17.1gで、白米ご飯100gあたりの糖質55.2gよりも少ないんです。

小豆かぼちゃの作り方
鍋でことこと煮てもいいですが時間がかかります。
筆者のように気が短い性格の人や忙しい人には圧力鍋を使って作るのがおすすめです。作り方はとっても簡単!
筆者はインスタントポットを使っています。
材料
- かぼちゃ 300g
- 小豆 1カップ
- 塩 小さじ1
- 水
インスタントポットで作るレシピ
① 小豆を洗う。かぼちゃは種を取り食べやすいサイズに切る。
②鍋で小豆を茹でて、沸騰したら10分茹で水を切る。(アク抜き)
③インスタントポットに入れて1Lほど水を加え10〜12分。その後自然に圧抜き。
④かぼちゃと塩を加えて、炒めものモード(sauté)で柔らかくなるまで煮る。(もちろん鍋に移して煮てもOK)
アク抜きはしてもしなくても大丈夫です。お好みでどうぞ。
鍋で作るレシピ
① 小豆を洗う。かぼちゃは種を取り食べやすいサイズに切る。
② 鍋で小豆を茹でて、沸騰したら10分茹で水を切る。(アク抜き)
③ 鍋に小豆を戻し、1Lほど水を加え強火にかける。
④ 沸騰したら弱火にして小豆が柔らかくなるまで煮る。途中で水分がなくなってきたら水を足す。
⑤ 小豆を煮ている鍋にかぼちゃと塩を入れて、強火でかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
小豆かぼちゃアレンジレシピ
小豆かぼちゃは、おかずとして、おやつとして、ご飯の代わりとしても美味しくいただけます。
余ったらケーキに入れてもいいし、白玉を入れてぜんざいにしても美味しいです。お粥に入れても美味しいですよ。
余った小豆かぼちゃでできるアレンジレシピを考たのでレシピを載せておきます。
小豆かぼちゃのデザート春巻き
材料
- 小豆かぼちゃ
- 春巻きの皮
- デーツまたはお好きな甘味料適量
レシピ
① 小豆かぼちゃとデーツ(またはお好きな甘味料)をフードプロセッサーにかけます。
② 春巻きの皮で巻きます。
③ ノンフライヤー、オーブンまたは油できつね色になるまで揚げて出来上がり。
小豆かぼちゃのカレー
材料
- 小豆かぼちゃ 250g位
- 玉ねぎ 100g
- トマトピューレ 100ml
- ニンニク ひとかけ
- しょうが 一片
- 鷹の爪 1個
- 塩こしょう d少々
- クミンパウダー 小さじ二分の1
- マスタードシード(あれば)小さじ二分の1
- ターメリックパウダー 小さじ二分の1
- ガラムマサラ 小さじ二分の1
- カレーパウダー 小さじ1
レシピ
① 玉ねぎ、にんにく、生姜はみじん切りにしておく。
② フライパンに、鷹の爪、クミンパウダー、マスタードシードを入れて弱火にかける。(油を使う方は少量使ってください)
③ 玉ねぎを加えて飴色になるまで炒める。
④ にんにくと生姜、残りのスパイスを加えサッと炒める。
⑤ トマトピューレを加える。
⑥ 水分が飛んでペースト状になってきたら、小豆かぼちゃを加え軽く温めて完成。
好みでコリアンダー(パクチー)を添えてお召し上がりください。

まとめ
むくみにも美肌にも効果が期待できる小豆かぼちゃ、ぜひ試してみてください。美容効果だけでなく、糖尿病や腎臓病、動脈硬化予防にも期待できるのが嬉しいですね。
ダイエットやむくみ対策は、体の中からアプローチしていくことも大切です。
筆者はものぐさな主婦ですが、小豆かぼちゃはインスタントポットですぐできるので、作るのが面倒臭く感じません。
小豆かぼちゃは、マクロビなどで取り上げられていますが、昔から食べられている日本食なんだそうです。
お砂糖と醤油を入れたレシピは、冬至かぼちゃ、かぼちゃのいとこ煮といった呼ばれ方をされています。

カナダでも、かぼちゃはKABOCHAとして、ほとんどのスーパーマーケットで売られています。
小豆はアジア系のスーパーマーケットで手に入りますのでカナダ在住の皆様もぜひ、ホリデーシーズンで溜まったものを排出すべくお試しあれ。