最近、北米の様々なファストフード店で植物性ミートを取り扱うようになってきました。肉の代替品は、動物性食品を摂らないヴィーガンやベジタリアンだけでなく、コレステロールの摂取量や健康・減量を気にする人たちにも人気です。
ファストフード店の中でも、筆者が好きなのは『Freshii(フレッシー)』というフランチャイズ店。カナダのモールのフードコートやショッピングセンターにあり、手軽に野菜たっぷりの食事ができるのが魅力のお店です。
そんなトロント発祥でアメリカやヨーロッパにも展開するファストフード店Freshiiがビヨンドミートを使ったチリコンカンを期間限定で発売中です。

Freshiiのビヨンドチリ
(写真右)チリの上にのっているのがビヨンドミートのクランブル
寒い冬にぴったりの熱々のチリ(チリコンカン)。お肉、野菜、豆やコーンをスパイスとトマトと一緒に煮たピリ辛の煮込み料理です。Freshiiのチリには肉の代わりにビヨンドミートが使われています。
トッピングされたビヨンドミートのクランブルは今までの代替品とは違い、植物性なのに食感も味もほぼ肉です。
このチリ、出てきたときの量の多さにびっくり!(もっと小さいボウルに入ってると思ってた)
玄米ご飯の上に濃厚なチリがかけられていてボリューム満点。トルティーヤチップスもついてきます。
通常はグリークヨーグルトのトッピングがついているので、ヴィーガンや乳製品がダメな人はグリークヨーグルト抜きで注文してくださいね。
Freshiiのビヨンドチリは8ドル49セント(税抜)で販売されています。
シリコンバレーのベンチャー企業が開発した豆などから作られた植物性の”肉”です。
動物性食品・コレステロールゼロ・牛肉と同じくらいのたんぱく質が含まれています。
北米のスーパーではベジタリアンコーナーではなく、お肉売り場で売られているんです。
本物のビーフのような食感と味、見た目で、菜食でない人にも人気です。
お肉コーナーで売られている肉代替品ビヨンドミート各種(写真中央)
ビヨンドチリのカロリー&栄養
(グリークヨーグルトを含めたカロリー&栄養素)
- カロリー 530cal
- 脂肪 12g
- 飽和脂肪 1.5g
- トランス脂肪酸 0g
- コレステロール 5mg
- ナトリウム 1110mg
- 炭水化物 78g
- 食物繊維 2g
- 糖質 8g
- たんぱく質 26g
コレステロールはトッピングのグリークヨーグルトによるものです。
他のメニューも美味しい
筆者のお気に入りはライスヌードルに生野菜たっぷりのブッダサテー
Freshiiではブッダボウルやラップ、スープやサラダ、スムージなども頼むことができます。
基本のメニューに好きなタンパク質を選んで追加することができます。豆腐、チキン、ステーキ、ファラフェルとビヨンドミートクランブルの中から選べるので、菜食じゃないお友達と行っても気を使わずにすみますね。
玄米、ライスヌードルとキヌアの中からベースを選び、タンパク質、野菜と穀物の中から好きなトッピング、そしてドレッシングを選んでカスタムボウルやラップ、サラダを作ることもできます。
チアシードプリンやエナジーボール、ナッツなどのスナックも売っています。
筆者のお気に入りのBuddha’s satayには、ライスヌードルに紫キャベツ、にんじん とブロッコリー、揚げたワンタンの皮がのっていて甘辛いピーナツソースがかかっています。
Teriyaki twistという、玄米ご飯に枝豆と野菜と揚げたワンタンの皮、照り焼きソースの組み合わせのボウルも美味しいんですよ。
最後に
Freshiiのビヨンドチリは本当に美味しかったです!
自宅で作るヴィーガンチリとは違う濃厚な美味しさ。期間限定になっているけど定番化して欲しい!個人的にはヴィーガンバーガーのセットを食べるよりも、満足感があって好き♪
ヘビーな食事で胃が疲れがちなカナダ生活。たまには食物繊維たっぷりでヘルシーなファストフードを試してみてはいかがでしょうか。

