クローゼットに余白があると服が取り出しやすく管理もしやすくなり、ストレスも溜まりません。そう気づいたのはミニマリストになってからでした。
お恥ずかしながら私は以前、クローゼットに入りきらず床に服が散らかっている部屋に住んでいました。現在持っている洋服は16着!元片付けられない女がここまで来るのには相当な努力が必要でしたよ〜。

なぜ人は服が捨てられないのか
着ていない服に対してこんな感情ありませんか?
- 買った時高かったから捨てるのが勿体ない
- 痩せたら着る・また着る機会があるかも
- 子供や孫、知人に譲りたい
- プレゼントされたもの・お下がりは捨て難い
捨てられないのは、捨てることへの罪悪感、過去や服への執着にあるのではないでしょうか。
買った時高かったから捨てるのが勿体ない
衣類は消耗品です。買った時に高くても服は劣化していき、いずれ処分しなければなりません。
痩せたら着る・また着る機会があるかも
そう言い続けて何年たちましたか?
ファッションには流行がありますので、痩せたら新しい服が欲しくなるかもしれません。
1年以上来ていない洋服は今後も着ない可能性が高いです。
子供や孫、知人に譲りたい
皆さんがあなたと同じ服の趣味ならいいですが、そうとは限りません。ありがた迷惑になる場合があります。
プレゼントされたもの・お下がりは捨て難い
大事にしたいのは物ではなく送り主からの気持ちです。好みでなかったりして着ていないのなら一生着る機会はないかもしれません。
贈り物を捨てられない時に読みたい記事はこちら。

着ていない服でいっぱいのクローゼットをリセット
服はいっぱいあるのに着るものがない不思議。
コーディネートが難しいちぐはぐな服たち。
毎日頭を悩ませるのに飽きた私は、着ていない服を処分してクローゼットをリセットする決心をしたのです。では、私が服を処分した時にやったことをお伝えしますね。
私が大量の服の処分をした時に服を捨てる基準にしたのは
- 汚れている・綻びがある
- 1年以上着ていない
- サイズが合わない
- 着るときに何を合わせるか迷う
この4つです。とにかくこの4つに当てはまるものは全て処分しました。
処分するのに罪悪感は感じなくていい
汚れている、綻びがある服は捨てます。たくさん着たから汚れや綻びがあるのでしょうから、罪悪感を感じる必要はありません。適当なサイズに切って掃除に使ってもいいですね。
サイズが合わない服は持っていても仕方がないので処分します。いつか着るの”いつか”は来ないことのほうが多いです。
状態のいい服はメルカリに出品したりフリーマーケットに出すと、次に使ってくれる人がいるので罪悪感が軽減されます。この時、「買った時は高かったのにこれっぽっちにしかならなかった」など損得は考えません。
私はほとんどの服を、自治体の衣類回収日に資源ゴミとして出しました。メルカリやフリーマーケットは便利ですが、一気に売れてはくれません。不要な服が多ければ多いほど在庫を抱えることになります。
それが嫌な人は資源ゴミとして出すか、量り売りの古着屋さんに持っていくと一気に片付くのでおすすめです。
着用していない服はお金の無駄
着ない服をクローゼットやタンスにしまっておくのは、お金の無駄遣いです。服は着るためにあるので、着用してはじめて服の価値が生まれます。
仮に5万円の服を一度しか着ずにタンスに何年も仕舞い込んでいたら、そのたった一度のために5万円使ったことになります。めちゃめちゃもったいないです!
そのタンスの肥やしにするために買った服5万円の使い道はもっと他にあったはず。
クローゼットをリセットしたあとは…
何も考えずに服を買っていくと”服はいっぱいあるのに着るものがない”現象が起きてしまいます。クローゼットをリセットしたら、中身が管理しやすくなり無駄買いを防げますよ。
着用していない服があるとお金とスペースの無駄遣いになってしまいます。もしかしたら、服よりも大事なお金の使い道があるかもしれません。
食品は食べられる分だけ買いますよね?服も同じで、着られる数だけ所有したほうがいいです。
クローゼットをリセットしたあとは、
- 今持っている服でなんとかする
- 簡単にお下がりをもらわない
- 安いからといって容易に買わない
- ワンインワンアウト
上記のことに気をつけていけば、不要な服を持たずに済みます。

さいごに
私は、服を処分するまでに気持ちの整理がつかず時間はかかりましたが、やるときめてからは一気に処分しました。実際に全て処分してみると、残ったのは罪悪感ではなく爽快感でした。
服への執着を手放すと精神的にも身軽になれますよ。