もうすぐハロウィンですね。
カナダでは9月の終わり頃から既に店頭にハロウィングッズが並び始め、家の庭やベランダを飾り付ける人たちもいます。本格的なホーンテッドハウス(お化け屋敷)もいくつか街中に登場します。
当日は、小さな子供たちが仮装してトリックオアトリートに出かけます。
もちろん大人も仮装してパーティに参加したりバーに出かけたりして各々楽しみます。寒い地域ではショッピングモールなどで子供向けにトリックオアトリートが開催されたりしますよ。
私たち夫婦はハロウィンよりちょっと早めにランタン作りを楽しみました!
大人も十分たのしめるジャック・オー・ランタン作り
\Jack-o’-lanternとは/
アイルランド・スコットランドに伝わる提灯のようなもの。
ケルト人がカブをくり抜いて作っていたランタンがアメリカに伝わり、アメリカで手に入りやすいパンプキンで作られるようになり、その風習が広まりました。
お手頃な材料費
\かかった費用/
カービングセット:約4ドル
パンプキン2つ:約6ドル
ハロウィンの1週間前を切るとハロウィングッズの値下げが始まります。
カナダの手芸店Michelsではほとんどのハロウィングッズが60%オフになっており、そこでジャック・オー・ランタン作りの道具(カービングキット)を揃えることにしました。
このカービングキットには模様の見本と作り方の説明書がついていました。この時期になると結構どこでも手に入ります。
カービングキットが手に入らなければ家にある小さめのナイフや彫刻刀、スプーンなどで代用できます。
見本通りにうまくできるのでしょうか!?
ランタン作りに使う大きくて柔らかいオレンジ色のパンプキンは、スーパーマーケットや郊外のパンプキンパッチで売られています。皮がオレンジ色の物がパンプキンと呼ばれ、その他のかぼちゃはスクワッシュと呼ばれています。
私たちはSafewayにて、ひとつ2ドル99セントで購入。スーパーによってはもっと安い場合もありますし、量り売りで1パウンド50セントほどで売っているお店もあります。
ジャック・オー・ランタンの作り方
①作業する場所を確保
新聞紙やゴミ袋をテーブルに敷いて作業すると後片付けが楽ですね。
②カボチャの中身をくり抜く
まずはパンプキンのテッペンを丸く切り取ります。
私は線を引いてから切ったのですが、夫に「日本人らしいやり方だね」と笑われました!この方がやりやすいのにー!このパンプキン、大きくて硬そうに見えますが、実は柿のように柔らかくて切りやすいんですよ。
中に手を突っ込んで中身を出します。まずはワタと種を取り出します。ワタは食べませんが、種はあとで美味しいおつまみに変身するので取っておきましょう。
中はこんな感じ。このとき、肌の弱い方は長袖の服やゴム手袋で手や腕を保護した方がいいです。
分厚い身もスプーンのようなものでこそげ落とします。身を薄くそいでおくことで顔や文字のカービングが簡単になります。果実の部分も食べられるので、こそげ落としたものは取っておきましょう。

③顔や文字を彫る
顔や文字を彫っていきます。油性ペンで下書きをしてから彫ります。
夫はカービングキットについてきた見本をカットして、パンプキンに貼り付けてキリのようなものでポツポツ穴を開けてアウトラインをとってから彫っていましたよ。
作業時は手を怪我しないよう気をつけましょう。
④中にキャンドルを灯して完成
完成!キャンドルやLEDライトなどを灯します。
初心者のくせに文字のデザインを選んでしまい苦戦しました(笑)Eの文字が地面に埋まっているようなデザインにしましたー!(失敗したので誤魔化した)
大人も楽しめるジャック・オー・ランタン作り。ハロウィン気分が楽しめるのでぜひ作ってみてはいかがでしょうか。