往復の格安航空券はたくさん販売されているのに、片道だけの格安航空券はあまり見かけません。
私たちがカナダに引越しする際、エアカナダのウェブサイトで調べたカナダへの片道航空券は一人約14万円。往復の値段と変わりませんでした。二人分では約28万円になってしまう。
しかも観光シーズンには、エアカナダの片道航空券が往復の格安航空券よりはるかに高額なんてこともあるんです。
永住権申請にたくさんお金がかかり貯金もギリギリ・・予算が少ない私たちにとっては大きな出費となってしまいます。少しでも出費を抑えたかったので何かいい方法はないかと考えました。
LCCを使ってハワイ経由でカナダへ
色々考えた結果、関西国際空港から出ているエアアジアXでまずはホノルルへ行き、そこからエアカナダルージュ(LCCではなくレジャー航空会社という位置付け)でカナダまで行くことにしました。
行き先 | 航空会社 | 費用 |
関空→ホノルル | エアアジア | 45,100円 |
ホノルル→カナダ | エアカナダルージュ | 55,812円 |
日本行き片道航空券 | エアカナダ | 82,094円 |
この時私は永住権申請中だったため、念のために6ヶ月後に指定した私用の日本行きの片道航空券も合わせて購入しておきました。
永住権取得後「カナダ→日本の片道航空券」をキャンセルしたので後日キャンセル手数料を引いた約60,000円の返金がありました。結果、日本→カナダへの片道航空券代は夫婦二人で125,006円に収めることができました。
ハワイでの宿泊費用や食費を含めても167,729円となり20万円以下に収まりました。
エアカナダの正規運賃で行っていた場合、約28万円。それと比べると10万円以上の節約効果がありました。ハワイにも滞在できて一石二鳥です。
LCCと普通のキャリアとの違い
今回私たちが使ったLCCのエアアジア。
一般の航空会社(FSC)との違いがいくつかありましたのでシェアします。
- シートピッチが狭い
- 機内持ち込みの荷物の重量を制限している
- 預け荷物は別料金
- ドリンク・機内食が有料
- 食べ物・飲み物持ち込み禁止(子供用はOK)
- 予約・支払い変更・遅延保証は有料
- 座席の指定は有料
- エンターテイメント機器・座席モニターがない(有料貸し出し)
預け荷物、ドリンクや機内食、座席指定券などの有料オプションは、航空券の予約時に支払っておけば当日払うより断然お得になっています。
私が付けた有料オプションは、遅延保険と預け荷物一人分、座席指定(ツインシート)でした。
エアアジアの通常料金の航空券は、ウェブサイトで基本の料金にオプションを追加していく形になっています。
パソコンやスマホでウェブサイトから簡単にオプション追加ができ、直感的に操作できるようにイラストで分かりやすくなっているのが好印象。
プレミアムフレックスやプレミアムフラットベッドなど通常料金と比べると高くなりますが、最初からオプションがついてくるプラン料金も用意されています。
“機内で寝るだけ”という人には最高なエアアジアのホノルル行き
ホノルル行きは深夜便。”機内では寝るだけ”という人には十分です。
LCCはシートピッチが狭い、シート幅が狭いと聞いていて心配しましたが問題なく快適に過ごすことができました。
少し機体が古いなという感じはしましたが飛行中も特に怖いこともなかったですし快適でした。
機内で寝るだけだから余計なお金は使いたくないという人や、とにかく節約したい人に、LCCは最高です。
ハワイで私が泊まったホテルはルアナ・ワイキキ・ホテル&スイーツ。
“暮らすように旅する”を実現できるホテルです。

カナダ行きの航空券、狙い目はアメリカ経由
比較サイトではなく航空会社の公式サイトから購入しました。
また、ブラックフライデーやボクシングデーなどには、LCCでなくても特にアメリカ経由の日本行きまたはその逆も驚くほど安いチケットが出ている事がありますので要チェックです。