必要以上に「おもてなし」をしようとすれば普段は使わないものやストレスがたくさん増えていきます。
それを避けたいのがミニマリスト。以前はお客さんが来る前から神経質になりすぎてストレスを溜めていました。
特に人付き合いが苦手なあなたに読んでほしい、ミニマリスト流のもてなし方。
この記事では夫の友人が自宅に来た時の私の対応について書いています。
来客用のものは必要ない!
飲み物は普段飲んでいる紅茶や緑茶、ハーブティーなどを普段から使っているコップで出しています。
砂糖もうちには常備していませんが、代わりに普段使っているアガベシロップ、メイプルシロップやココナツシュガーを出しています。
ゲストがアルコールが飲みたいときは、うちには置いていないので近所の酒屋に一緒に買いに行きます。
普段使いのもので十分
タオルやリネン類は普段使いのもので十分。もちろん洗い立ての清潔なものを使ってもらいます。
客用スリッパも、ゲストルームもうちにはありません。泊まる人にはリビングルームにソファベッドがあるのでそちらを使ってもらっています。
客用布団は持たなくても大丈夫。今はなんでもレンタルできる時代です。

布団の手入れや保管場所を考えたらレンタルの方が気楽。
見栄を張らない、頑張りすぎない
来客があるからといって無理に特別な料理を作らなくても普段食べているものを出せば良いですし、面倒くさければテイクアウトでもいい。
家に泊まってもらうのが嫌ならホテルに泊まってもらうことだってできます。
見栄を張らずに普段の自分でいればいいのです。
我が家の日常にお客さんが溶け込む
レストラン、ホテル、旅館や友人の家を訪ねた時など、過剰に相手からサービスを受けると逆に鬱陶しく思ってしまうことはありませんか?
私は美容院で話しかけられるのが苦手で何年も美容院に行っていません・・。


商品を店の外まで持ってきて見送ってくれるお店も苦手。
さて、我が家に泊まりにきたり遊びに来るのは大抵夫の友達です。
私がやることといえば、清潔な環境を提供することくらい。
朝ごはんや晩ごはんも、私が食べようかなと思ったタイミングで夫とその友達に「ピザを食べようと思うけどあなた達も食べる?」「パンケーキを作ろうと思うけどあなた達も欲しい?」「スープを作ったけど食べる?」といったように問いかけます。

このほうが相手も答えやすいと思いませんか?
「食べる」といえば彼らの分まで用意しますし、いらないと言われれば何もしません。作るのが面倒臭いならレストランに行ったり、UBEREATSなど宅配サービスを利用すればいいですよね。
お風呂も「好きな時に入ってね」と言って洗い立てのタオルを渡します。
私がお風呂に入る時は「入りますよー」と声をかけてから入ります。うちには1つしかバスルームがありません。
「来客のために何かしなくてはいけない」というのは思い込みです。
することは最低限でOK!ホストがせかせかしていたらお客さんはリラックスできません。
急な来客があっても困らないミニマリストの家
持ち物が少ないと、普段から家が片付いているので急な来客にも困りません。
持ち物がありすぎて部屋が散らかっていた頃は来客が来るのが苦痛でたまりませんでしたし、私が子供の頃は片付いていない家に住んでいたので友達を呼ぶこともありませんでした。
お客様が来たと張り切らず日常生活を送ればいい
以前の私は、『お客さんをもてなさないと!』と張り切り過ぎて疲れ果てていました。
『豪華な晩ごはんを作って、飲み物も用意しないと!まずは徹底的に掃除しないと!』そんなふうに勝手に自分を疲れさせていたんです。
とりあえず家がいつも片付いていれば焦る必要はありません。
毎日のように来るわけでもないお客様のためにゲストルームやゲスト用のあれこれを用意する必要もありません。(用意したければ用意すれば良いですが)
自分にできる範囲のことをしてあげられれば十分です。
今は夫の友達が来ると、「たまには男同士の時間を楽しんで」と夫に言います。
そして彼らが外にご飯を食べに行ったり、リビングでゲームをしたり酒盛りしている間、私は寝室でネットサーフィンしたりドラマや映画を見て一人の時間を満喫します。
一緒に何かしようと誘われれば一緒に飲んだり話したりすることもあります。(気が向いたら)
逆にあなたの友達が遊びに来たらどうでしょう。パートナーはあなたの友達におもてなし、してくれますか?
過剰にもてなさない「おもてなし」
以前は友達が遊びに来たり親戚が来たりすると私の中の過剰な「おもてなし精神」が顔を出し、それがストレスになっていました。
しかし持たない生活をするようになってから、部屋がきれいになっただけではなく、こうしないといけない・こうでなくてはならないという固定概念からも解放されたようです。
固定概念を捨てると、もっと暮らしが豊かになりますよ。