筆者は16着の洋服で一年間過ごしています。
洋服を買うときは、Tシャツがヨレヨレになってきた頃か、ジーンズに穴が空いたときなど、買う必要があるときのみになりました。
昔はたくさん服を持っていましたが、現在は少ない服でも満足して暮らすことができています。
今回は少ない服で暮らすコツについて書いています。
少ない服で暮らすコツ
手持ちの服が少なくて困らないの?すぐにダメになってしまわないの?と思う人もいるかもしれません。筆者はこんなことに気を付けています。
- プチプラでもしっかりとした作り、生地のものを選ぶ
- 衣類乾燥機を使わない
- 着回しが簡単になるように色味や形を考えて買う
プチプラでもしっかりした作り、生地ものを選ぶ
筆者の持っている服はプチプラのものばかりですが意外と長持ちしています。洋服を買う時、毛玉が出来なさそうな生地でないこと、縫い目がほつれていないか(ほつれそうではないか)など入念に確認してから買います(特にカナダでは)
衣類乾燥機を使わない
衣類乾燥機を使うと生地が傷みやすく薄くなりやすいので、ほとんどの服を部屋干ししています。でも洗濯はデリケートモードでもなんでもなく洗濯ネットに入れて普通にしています。
洗濯は基本的に二日に一回しています。Tシャツも、パンツも、カーディガンも2着ずつあるので、着る服がなくなって困るということはありません。
着回しが簡単になるように色味や形を考えて買う
筆者は服を選ぶ時にジーンズ以外は、黒、白、グレー、緑(カーキ)系の色を選んでいます。どれを合わせても変な組み合わせになりません。
何をどうしたらいいのかわからない人は黒、白、グレーに挿し色として自分にしっくりくる色を入れるのがおすすめです。パーソナルカラー診断で自分に似合う色を見つけるのもいいですね。
それから、変わった形の洋服は合わせにくいのでシンプルなアイテムで揃えています。

できれば衝動買いを防ぎたい
下記のことを意識していれば、衝動買いを防ぐことができるようになってきます。
ひとつ買ったらひとつ手放す
洋服を買うときには本当に自分はこの洋服が必要なのか、ということをじっくり考えて決断する必要があります。
特に、”ひとつ買ったらひとつ手放す”=”ワンインワンアウト”を習慣にすると、これを買ったら手持ちの服からどれを手放そうかと考えるようになります。
そうすると、”まだ手持ちの服は十分着れるから新しいのは買わないでおこう”というふうな思考になっていき衝動買いが防げるはずです。
手放した服はどうしたらいい?
では、処分したい衣服はどうすればいいでしょうか。筆者がしている処分の方法は以下の四つです。
- 寄付する または メルカリなどで売る
- ウエスにする(雑巾にする)
- リメイクする
- 可燃ゴミとして捨てる
汚れもなく、使い込んでもいなくて綺麗な服は、古着屋に寄付するか街中のドネーションボックスへ持って行っています。日本ではメルカリを利用して売っていました。
着込んでくたびれている服は、使いやすいサイズに切って雑巾代わりに使ってから捨てています。
あまりやりませんが、リメイクして巾着袋などを作ることもあります。汚れや破れ、毛玉などでどうしようもないものはゴミとして捨てています。
服の数が多いと管理と処分に手間がかかり時間の無駄
手持ちの服の数が多いと管理が大変です。そして片付けに時間を奪われてしまいます。
筆者の両親や祖母は、服を大量に持っているけれど、いつも着ている服は同じものばかり。つまり、結局着心地のいいお気に入りを着回しているだけなんですね。
着ない服はどうなるかというと、タンスの肥やし。スペースの無駄。
母と祖母を手伝って彼女たちの洋服をたくさん処分しました。母の服は祖母の服と比べたら新しいですし、ブランド品もあったのでメルカリで売ることができました。
しかし、祖母の家に眠っていたのは、もしかしたら戦前から取っておいてあるかもしれないような着物や服。
祖母は戦時中や戦後の感覚で、着物は売れる(昔はそれで物々交換していたから?)と思い込んでおり、何十年もため込んでいました。
今の時代、古い色あせた着物が売れるはずもなく。リサイクルにも出せる状態でなく、引き取り手もなく、悲しいけどゴミになってしまいました。
大切に手入れできるならいいですが、手入れされていない洋服や着物はどうしようもありません。埃をかぶり、虫に食われ、色あせていきます。いくら買ったときに高かったとしても。
なので、新しい服を買ったら古い服は手放すというのは大事です。まだ流行が廃れないうちに、まだ服が綺麗な状態なうちに寄付するなり売れば、次の持ち主が見つかる確率も高くなりますから。
そしてもちろん、大切に着れば洋服は長持ちします。衝動買いをせずに本当に気に入った物だけを買えば大切に長く着ることができ、買い替えも少なくなり出費もゴミも減ります。
大量に溜まった洋服を一気に寄付に出したり売ることに大事な時間を費やす必要もなくなります。
そのためには、自分が管理できる数だけ洋服を持つということが重要になってきます。
