皆さんは年末に大掃除をしますか?
年末の大掃除っていい文化だと思います。でもね、いつも掃除していると年末に掃除するところがなくなっちゃうんです。だから私は年末の大掃除はしません。
それに年末は、掃除や買い物に忙しくしているよりも、のんびりしたいと思いませんか?
おおそうじ【大掃除】
ふだん手が届かない所まで、念入りに大がかりにする掃除。特に、年の暮れなどに行うもの。
年末に大掃除をしない理由
筆者は、ほぼ毎日簡単に掃除をしているので年末に大掃除をする必要を感じません。
大まかな掃除はすぐ終わるので毎日、ちょっと面倒臭い細かい掃除は週に一回程度しています。
大体毎日している掃除は以下の3つです。
- 掃除機がけ
- トイレ掃除
- 家具を拭く
小さいコンドミニアムに住んでいるので掃除はすぐに終わります。家具が少ないので拭き掃除も楽です。
水回りの掃除はこんな感じでしています。

一週間に一回程度している掃除はこちら。
- 冷蔵庫の掃除
- バスタブの掃除
- 床の水拭き
- 照明具の拭き掃除

その他、窓や鏡、シンク、換気扇等の掃除は汚れが気になった時にちょこちょこやります。
物が少ないと”ふだん手が届かない所”というものがそもそもないので、大掃除する必要がないんです。
1日5〜10分でも掃除や片付けをする習慣をつけて部屋をきれいに保ちましょう。

ミニマリストが年末の大掃除の代わりにすること
筆者が夫と年末の大掃除の代わりにしていることは、のんびりすることだけではありません。
パッと各部屋を見渡したりキッチンの棚をチェックして、使っていないものはないか、不要な物がないか二人で最終確認します。
日々不要な物を溜めないように努力しているので(努力というほどでもないけど)、この最終確認が筆者夫婦の一年の総括です。
ところで年末の大掃除、どんな意味があるのでしょうか
年末の大掃除は一年を総括するもの。
ルーツは「煤払い」です。(”すすはらい”と読みます)昔は家の中にかまどがありました。それで家の中が煤だらけになったので、煤を払うことが掃除することの象徴だったそうです。
払いという言葉には、清めの意味があります。神聖な儀式として始められたようです。すっきり気持ちよく新年を迎えられるように、新年に神様を気持ちよくお迎えできるように住居をきれいにするのですね。
実は江戸時代には年末ではなく12月13日に煤払いが行われていました。
本来の意味を見失ってない?
文化を大切にすることは素晴らしいことですが、正直大掃除しなくても年は越せます。
年末になると、日本ではガソリンスタンドが洗車に来る車でごった返していたり、年末に一年間溜めた不用品を処分しようとする人もたくさんいます。

本来の意味を知らずに、“年末だから大掃除しなきゃ”と、とにかく“年末だから”慌てる人が多いですね。
普段から掃除してすっきりさせておけば、年末に慌てる必要もなく穏やかな気持ちで新年を迎えることができます。
大掃除するなら早い時期にやる
江戸時代は12月13日に年末の大掃除が行われたように、大掃除するなら年末ギリギリではなく早い時期に決行しましょう。
もし家の中がカオスな状態なら、数日に分けて掃除することをおすすめします。例えば、11月と12月を大掃除月間として、週末や仕事が休みの日に掃除すると決めるなどです。
それも部屋の各スペースごとに区切って、この週末はリビング、次の週末はキッチン・・など少しずつやっていくとストレスになりにくいです。
最初に一番広い部屋を片付けてスペースを作っておくと、他の場所を片付ける時にそこで不用品の仕分け作業などができ片付けが捗りますよ。
さいごに
毎日ちょこっとずつ掃除・片付けをしていくことで、散らからない仕組みが出来上がっていきます。
年末は忙しいものと決め付けないで、ゆったりした年末を過ごしてみてはいかがでしょうか。