最近医者通いをしています。カナダ在住の大沢です。


この記事ではカナダの薬局で処方薬を購入する流れと費用に関することを書いています
処方箋を持って調剤薬局へ行く
ドクターに処方箋を渡されたら、それを持って調剤薬局へ行きます。
日本だとプリントした紙を渡してくれますがカナダではドクターの処方箋は手書きなことが多いです。

そして超達筆なせいで、薬局の人ですら読み辛いことが多いとの噂です
大手スーパーやドラッグストアにあります。コストコにもありますね。
日本の様にクリニックの近くに個人の調剤薬局がある場合もあります。
処方薬の買い方
日本だと前もって病院から利用したい薬局に処方箋を送信してくれるところが多く、処方薬購入までの待ち時間が短縮されていますよね。
カナダでは、そういう制度は見たことがないです。なので処方薬の受け取りまでの待ち時間が長くなっています。
大体30分ほどでできますが、混雑している薬局だと一時間以上かかる場合もあります。
- Step1処方箋を調剤薬局のPrescriptionカウンターに持っていく
- Step2処方箋の提出が初めての場合は住所、電話番号、薬アレルギーの有無など簡単な質問に答えヘルスケアと加入している民間保険のカードなどを見せる
- Step3出来上がるのを待つ(大体30分〜くらい)
- Step4Pick upカウンターに薬を受け取りに行く(店によっては名前を呼ばれる場合もあります)
処方薬は州の保険対象外
医療費は無料のカナダですが、処方薬のほとんどが州の保険適応対象外。
職場の福利厚生(ベネフィット)でグループ保険に入っているか個人で民間保険に加入していると処方薬がカバーされることがあります。保険会社の負担額は入っている保険の内容によって変わってきます。
カナダの処方薬は高い?安い?
保険が効かなくても薬品の価格はお隣アメリカと比べたら随分安いです。
とはいえ、会社の保険でカバーされていなかったら家計の負担になりそう。事実、買えない人もいます。
カナダ国民の20%は薬代を全額自己負担している状態にあり、そのうち10人に一人は処方箋をドクターからもらっても経済的な理由から処方薬を買うことができていないそうです。
まとめ
\処方箋に関する日本との違い/
- 州保険では、ほとんどの処方箋が適応対象外。
- 会社や個人で入っている保険によっては処方箋の負担額が減る。
- 薬を調剤してもらい受け取るまでの時間が長い。
大きな違いは州保険では、ほとんどの処方箋が対象外になっているところでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました