カナダに来て恋しくなるもの、それは日本食。
日本にいた頃よりも恋しくなるのはなぜだろう?
そんなに好きでもない納豆や塩むすびが無性に食べたくなったり。朝ごはんは和食にしようって寝る前に炊き立てご飯に思いを馳せたり。なぜかそんな気分になります。
日本食に欠かせないのは美味しいお米!カナダで安く買えるお米とその炊き方を紹介します。
カナダで買えるお米
タイ米、ジャスミンライス、下茹でしてあるお米(!?)、ワイルドライスや寿司用と書いてあるお米。スーパーに行くとお米の棚には、いろいろな用途に合わせたお米が置いてあります。
安く手軽に日本で食べていたようなお米が食べたいなら中粒米のカルローズ米がおすすめ。
私がこないだ買ったカルローズ米は4kgで10ドル97セントでした。中華系のスーパーなら、約7kgほど入って17ドルくらい。セールの時は11〜12ドルまで値段が下がることもあります。

日本でも業務スーパーや通販などでカルローズ米が手に入るそうですね!
カナダのスーパーで”日本米”として売られているお米はカリフォルニア産のカルローズ米が多いんです。どうしても日本のような短粒米が食べたいなら、Short grainやSushi riceの表示があるお米を選ぶといいでしょう。
アジア系スーパーではアメリカ産コシヒカリなど短粒米の取り扱いが豊富です。

カルローズ米よりお値段は高め
カルローズ米の美味しい炊き方
このお米は中粒米なので短粒米より粘り気が少ないと言われています。香りや味を吸収しやすいのが特徴のお米です。そのため、リゾットやパエリア、サラダのトッピングなどに向いていると言われています。
そんな特徴を持つカルローズ米は、普通の水加減で炊くとパサついた仕上がりになってしまいます。
そこで、鍋や炊飯器で炊く場合には水に浸水させる時間を長めにとり水加減を少し多めにして炊くと、日本で食べるご飯のようにもちっとします。もしパサついた仕上がりになってしまったら、チャーハンやケチャップライスにしてしまうのもいいですね。
人差し指の先がお米の表面につくように縦に入れ、水が第一関節までくるように水の量を調整します。固めに炊きたい場合は水と米を同量にすればOK。(私が勝手に第一関節メソッドと命名)

この水の入れ方なら計量カップがいらないね
<簡単な方法>
もっと手軽に美味しく炊ける、私のおすすめはインスタントポットや圧力鍋で炊く方法!

もしインスタントポットをお持ちなら、インスタントポットのRice機能で炊いてみてください。お米の量にもよりますが、大体30分くらいで炊き上がりますよ。
インスタントポットや圧力鍋を使えば浸水不要。時短になって嬉しい。
火加減の調整も時間の設定もいらない、Riceボタンを押すだけだから簡単です。水加減は上記の第一関節メソッドで炊くと美味しく炊き上がります。
炊き上がったら10分待ってから手動で圧抜き。ご飯を数分蒸らしたら軽くほぐして完成です。自然にゆっくり圧を抜けば柔らかめの炊き上がりになります。
手動で圧抜きをする時は蒸気が勢いよく出るので火傷に気をつけてくださいね。
<玄米>
玄米を炊く時には気持ち多めの水加減で。
Pressureボタンで30分炊き、炊き終わったら10分待ってから手動で圧抜きします。こちらも自然に圧を抜けば柔らかめの炊き上がりになります。ご飯を蒸らしてからほぐします。
ごはんの仕上がりの柔らかさは、ご家庭によって好みが違うと思うので、炊く時間を調節して好みの炊き上がりを探してみてください。(インスタントポットではRiceボタンを数回押す事で炊飯時間を調節できます)
新米を買う
カナダでも、たまに新米に出会うことができます。
新米は普段買うお米より美味しい!他の店では新米のシールが貼られた玄米も売っていました。
新米に出会えたらラッキー。見つけたらぜひ買って食べてみてくださいね♪